中国 南側の鍼灸師や海外の鍼灸師は、 鍼治療を中心として、 お灸はあんまり使いません。特にアメリカでは火傷による訴訟問題などがあるので、補給は避けるようです。もともと中国本土では北側ではお灸が発達して、南側では針治療が発達していたようです。
Acupuncturists in southern China and overseas acupuncturists focus on acupuncture and do not use moxibustion very often. Particularly in the United States, there are lawsuits related to burn injuries, so replenishment seems to be avoided. Originally, in mainland China, moxibustion was developed in the north, and acupuncture was developed in the south.
出張治療のときの鍼灸風景。私もイケメンでした。笑 AIに描いてもらいました。
ここのページは院長が10年以上かけてこつこつと足していったもので
混沌としております。別ページにまとめつつありますので、ご了承ください。
WHOでは、沢山の病気がなおることになっていますが、WHOの疾患が全部できるわけではありません。得意不得意があります。
当然、開業鍼灸師ですので、腰痛、(女性は特に)坐骨神経痛、ひざ痛、の施術はできてあたりまえです。一回の施術で効果がなければ、私たちの実力不足です。ごめんなさい。野球のピッチャーと同じで生まれつき実力のある人もいるし、どんなに努力しても腰痛、膝、膝痛ができない人もいます。野球に例えて言えば、ある程度プロになるためには、時速130キロ以上のスピードで投げれる位の実力がなければならないし通用しないと言うのは本当です。また、特別な例とし気功が使える場合は、全く関係ありません。私の感覚では10年以上レッスンをしないと気功は、使えませんが、20年たっても気功がない人もいます。これも不思議なことに1度もレッスンを済まなくても、最初から気功が出てる人には私はたくさん出会っております。
私の呼吸と合わせていただければ効果は高まるのですが、反発して気功など信じないということで来ていただいても全く問題はありません。その場合は私が160キロ級の豪速球を投げますので痛みをひれ伏させる形に強引に痛みを消します。(体調によってはたくさんその日にやることができませんので、あらかじめ治療の前、私は鍼灸治療なんて信じてないけれども、直せるものなら直してみろとおっしゃってください)
誰でもほとんどの人効果を出すことができます。
腰痛は様々な原因で発生しますが、鍼灸治療はその多くに対して有効な選択肢です。筋肉の緊張やねんざ、椎間板の問題(椎間板ヘルニアなど)、関節の老化(脊椎関節症など)などの一般的な原因に対して、鍼灸は痛みの緩和や筋肉のリラクゼーションを促進します。加えて、脊柱管狭窄症や脊椎すべり症のような構造的な問題に対しても、鍼灸は血行促進と炎症の軽減を通じて症状の改善をサポートします。
鍼灸治療は、痛みの原因となる局所のみならず、全身のバランスを整えることで効果を発揮します。体内の気の流れを調整し、自己治癒力を高めることで、腰痛の根本的な改善に貢献します。また、ストレス緩和やリラクゼーション効果もあり、心身の両面から腰痛の管理に寄与します。
これらの理由から、鍼灸治療は腰痛に対する包括的かつ効果的な治療法として推奨されます。特に、長期間にわたる腰痛や慢性的な症状に悩まされている患者にとって、鍼灸は有益な選択となるでしょう。
(腰痛が普通に治せならば、開業できないし、たべていけないと言われれている業界です)
整形外科疾患(もちろん、むつかしいものもあります)以外は、どれも、非常に難しいですが、わりと、自信のあるもののみ、を下記にしるします。
心療内科系 自律神経障害
軽いうつ病は、日常生活を送る上での障害はあるものの、基本的な機能を維持している状態をさします。この状態の人は普通の悩みと見分けがつきにくいことがありますが、持続的な悪い気分、興味の喪失、睡眠障害、食欲不振などの症状が見られることが特徴です。これらの症状は人によっては職場や学校でのパフォーマンスの低下を引き起こす可能性がありますが、重いうつ病に見られるような、日常生活に対する深刻な障害や、自己危害を含む極端な行動へと進むことは少ないです。
重度のうつ病では、症状がより強く、日々の生活の質に重大な影響を及ぼします。こうした症状には、強い無力感、持続的な悲しみ、価値のないという感情、深刻なエネルギーの低下、自殺念慮や企図などが含まれます。これらは長期間にわたり持続し、しばしば社会的、職業的な機能を完全に失うことにつながります。
うつ病の治療においては、薬物療法が一般的な選択肢の一つですが、これには副作用のリスクが伴います。例えば、抗うつ薬は中毒性があると誤解されることがありますが、適切に処方され管理された薬物は安全で効果的です。しかし、不適切な使用や急な服用中止は、離脱症状や症状の再発を引き起こす可能性があり、恐ろしい結果につながることもあります。
こうした懸念を踏まえ、鍼灸治療は薬物に頼らずにうつ病の症状を緩和する代替療法として注目されています。鍼灸は身体の特定のポイントを刺激して体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで知られています。うつ病においても、鍼灸はストレス軽減、エネルギーの向上、そして全体的な気分の改善に役立つ可能性があります。医療界では、これらの治療法を組み合わせることで、患者さんの総合的な福祉を高めることを目指しています。
耳鳴 脳過敏性症候群
整形外科疾患一般坐骨神経痛、腰痛なら、早期ならば、1回~3回くらいで、終了。慢性ならば、1,2回で終わってしまう、かたと、癖がついてしまって定期的に痛くなる方がいます。とにかく、即効性があります。
腰痛 ひざ痛 五十肩 関節炎
原因が多岐にわたる疾患
舌痛症 味覚障害 帯状疱疹 顔面神経麻痺 手術後の腰痛(多々あり)
アトピー性皮膚炎(施術時間がかかるので繁忙期は人数制限してます) 飛蚊症 虫垂炎(抗生物質を使わないやりかた、通常は、病院に行ってください)
治癒は難しいけれでも温存する疾患
ガン 白血病 悪性リンパ腫
(命をかけて施術させていただくので、現在、私の氣があまりないので今はできそうにないです)まだまだ、修行が足りません。これは、このページのラストに記述します。再発防止ならやらせていただきます。
りょうこ先生が担当がおおいですが、臨床年数は普通の方より長いですから上記も当然できます。
産婦人科疾患(りょうこ先生担当になる場合が多いでしょう)
逆子 不妊治療 更年期障害
●もっとも深く研究し、得意とする疾患は、
軽度のうつ病、線維筋痛症などの、激しい痛みです。
入院が必要な重度のうつ病は対処できません。
■腰痛、坐骨神経痛、ひざ痛、五十肩など、
整形外科疾患は、開業鍼灸師は、できて当たり前です。
定期的(2週間くらい開けます)に通っていただいてもいいですが、完治をめざします。
基本的に、1,2回で、施術を、終わらせるのが理想です。
(ぎっくり腰でいらっしゃった患者様をそのままの痛みで帰ってもらったことは、ここ10年いちどたりともありません。ガンのかたと、肝硬変末期のかたで、残念ながら亡くなってしまった方は除外させていただきます・・・。私が気が付かなくて、勝手に治ったと、勘違いをしてる場合は、逆にお電話ご連絡ください。ちなみに、坐骨神経痛のかたは、数年前にどうしても治らない方がお一人いらっしゃいました。ごめんなさい)
海外最新情報
腰痛などの慢性疼痛に関して。2021年のイギリスNICE慢性疼痛ガイドライン、サインバルタカプセル(デュロキセチン)は腰痛に全くあまり効果がなく攻撃性、自殺念慮などを増すため
危険だと書かれています。USAの内科文献でも同様の内容が発表されているので、確認されたい方は、海外のHPで検索して知識をアップデートするべきです。
SNRI,三環系抗うつ薬も効果がうすいと書かれています。日本のガイドラインには反映されてなく、抗うつ薬が腰痛で出された方は、だくさんいますが、このことを認識するべきだと思います。(2022年院長更新)
×肩こりは、繁忙期のときは(院長担当のみごめんなさい。できません。主訴、主な疾患が)肩こりでなく、うつ病や、整形外科疾患などで、苦しい場合は、やらせていただいてます。また、他の疾患があり、随伴症状の全身調節の中で肩こりは、必ずやらせていただいてます。当院はリラクゼーションや、美容目的の鍼とは、考え方が、かけ離れています。肩こりに関しては、お近くの鍼灸院のほうがきっと上手だと思います。
13.Piriformis syndrome.梨状筋への鍼灸アプローチ
IBS(irritable bowel syndrome過敏性腸症候群)
とパニック症(←パニック障害 PD から改名))
肝兪に針をうったあとに、背中へ生姜をつかった隔物灸(かくぶつきゅう)
IBSには、基本の配穴になるでしょう。
この研究は私はとても、長くて、短期戦ではありません。この疾患が疾患と認められるまで長い月日がたちました。
しかし、死に至る病ではなく、必ず、治癒しますが、罹患すると人生が変わりとます。とくに受験生は。
弁証論治も必要ですが、その方の履歴にもよります。
パニック症(←パニック障害から改名)、狭い部屋がだめな場合は、高速で針の施術をします)
IBS(過敏性腸症候群。浦安市内の方が望ましいです。都内から通われると、通うまでのストレスで施術が継続できないと思います) など。
■自律神経の障害(うつなど)
うつ病の薬。うつ病の薬は流行があります。NaSSA(ナッサと読みます。ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)リフレックス レメロンなど、少し前の流行はサインバルタカプセル(最近は、慢性の腰痛でも使います)。その前はパキシルでしたが海外から凶暴性、離脱症状が報告され廃れました。以前は「レクサプロ」が流行したこともありました。(下に追記あり)
レクサプロと、説明のリーフレット。
(抗うつ剤)薬物でうつ病、または、パニック症(←パニック障害から改名)が治ったというかた、もしいらっしゃったら、逆に教えてください。私は抗欝剤で、完全治癒した方にここ20年ひとりもお会いしてないので、是非、お話を聞かせてください。
また、覚せい剤のようなもの、以前はうつ病施術に覚せい作用のあるリタリンがつかえましたが今は精神科医の中でも処方できるのは認定医のみで、ナルコレプシーやADHDの子供には処方されますが、基本的にうつ病では使えないことになってます。
セレトニンを脳内にあふれさせ多幸感をえる夢の薬があるならば世界的に流行し、全世界でうつ病患者に処方されるでしょう。ガンと同じように大産業として成り立っていますが、服用したからといって治癒する保障もなく、答えはなく、薬では治った話はどこにあるんだろう。毎回、新薬が出るたびに半分期待をもちますが・・・
鬱に対する、頭皮針施術(施術者によるサンプル写真です) すべての患者さんにこれをするわけではありません。最近は背中のつぼを中心やることが多いので頻度はひくいです。
背中の三つの関門のうちの1つ、
玉枕関を開く 醒脳開竅法
これが、非常に、役に立ちます。実際は、人によって場所がちがいます。
https://www.youtube.com/embed/OvPBvtPoN4c
やの針灸院で施術させていただいいている患者さんの3分の1は自律神経疾患、うつ状態の患者さんです(院長担当)
軽度のうつ病(非定型うつを含む)(軽いうつ病とは、病院に行きながらでもかろうじて仕事にいけている状態です。重度のうつ病、双極性障害、統合失調症は施術できません)。
※うつ状態、に関する施術は、非常に深い知識と技術が必要です。中途半端な知識では危険が伴いますので決して軽々しく、行ってはならない疾患です。
梅花針をつかった慢性疲労症候群(CFS)Chronic fatigue syndrome
https://www.youtube.com/embed/o80dawNaFS8
■不眠症。頭痛
日本人の研究者、柳沢正史先生が発見し開発されたオレキシン受容体拮抗薬 ベルソムラ20mg 最近はデエビゴと言う薬が出て同様に、オレキシンのをスイッチを消すと言う(例えは難しいですが)同様の薬理で聞く薬が大流行しています。
確かにがっつり寝れる感はありますが、半分の人に聞くと悪夢を見てしまうと言うことです。悪夢を見てしまうと言うことです。これは何故かと言うと
長時間薄い眠りで睡眠を取るために夢を見る時間が多くなるということで、基本的におすすめははっきり覚えているのですが、慣れれば良い夢も見れます。
ベンゾジアゼピン系よりも安全なのは、量を増やしたからといって、たくさん深く眠れるわけではないので、全く寝れないって言う時は第一選択になると思います。
デエビゴ ベルソムラ
今、これを書いている(2019年)では、来院する患者さんで、もっとも処方されている新しいタイプの睡眠薬です。(ハルシオンのように短期型ではないので、結構、朝に、残りますし、定番のマイスリーなどが効果のない方に処方されることが多いです)
ベンゾジアゼピン系(昔のデパスなど)のお薬があまり使われなくなった今、今後に期待です。数年後はわかりません。
PD(パニック症(←パニック障害から改名))のお薬で、パキシルという薬が世界的に処方されていましたが、副作用で凶暴性がでるなど報告があり、いまでは、処方された方を見たことがありませんので、新薬は本当にわかりません。
私自身として、あくまで個人の考えですが、みなさん、薬を使いたくない、と鍼灸院にいらっしゃいますが、
最悪の事態も想定しないといけません。最悪とは、ご自身で命を絶つことです。
ご家族の方は、まさか、と、思いがちですが、まさかは、起きます。
私は、鍼灸院、開院以来、なんども経験して悲しい思いをしてます。私も気が付かないといけませんが、医師を頼りに、そして、家族が、一番近い人が気が付くべきです。
とくに精神疾患の場合は、ご本人が電話をかける力がない場合は、重症です。
ですから、医師が「鍼灸治療を併用して良い」と許可がないかぎり重症の「うつ」のかたは、お断りしてます。根本的には、薬で治癒することないと、わかっているけれども、服薬することは、命の時間稼ぎで回避は、できます。
はり治療で、なんとか、しようと頑張るのはいいのですけれど、命がかかっている場合は
投薬は必要だと考えます。
パニック症(←パニック障害から改名)に対する叢刺法と督脈刺針(施術者によるサンプルです)すべての患者さんにこれをするわけではありません。最近は、醒脳開竅法のほうが効果があります。
パニック症とは
パニック症は、突然の強い不安や恐怖を感じる精神障害です。主な症状には以下のようなものがあります:
- 突然の強い不安や恐怖感
- 心拍数の増加や胸の痛み
- 息切れや呼吸困難
- めまいやふらつき
- 発汗、震え、熱感または寒気
- 現実感の喪失や離人症感
これらの症状は数分から数十分続くことがあり、非常に不快で恐ろしい体験となることが多いです。
鍼灸治療の有効性
近年、鍼灸治療がパニック症の症状緩和に効果的であるという研究がいくつか行われています。鍼灸は、体の特定の点に細い針を刺激することで、リラクゼーションを促し、ストレスや不安を軽減することができます。また、鍼灸は副作用が少なく、他の治療法と併用することも可能です。ただし、鍼灸治療の効果は個人差があり、専門の鍼灸師による適切な施術が必要です。
46.How to acupuncture.自分の首に鍼を打つ練習セルフ鍼灸(玉沈関に打つ)(日本語版)
https://www.youtube.com/embed/ljW29SoURnI
自律神経の施術には、当然、福田安保理論の自律神経免疫療法のテクニックは使いますが、あの三国志にも登場する漢末期の名医・華佗(かだ)のツボを必ず使います。
華佗が曹操や、関羽を治療したのは有名な話ですが、この絵は、囲碁を打っている間に関羽の右手を治療する華佗の有名な絵です。
私は、自律神経施術には、華佗夾脊(かだきょうせき)穴、を多用します。華佗夾脊穴は1800年後に解剖学でわかることですが、背中の自律神経出口に集中してあります。
舌痛症、味覚障害。ほどんどが女性です。カンジタや、Zn亜鉛を調べても原因不明で、なかなか治りません。たいていのかたが、病院を転々とします。中医学的にほかの箇所にもたくさん打ちますが、一本だけしか、入れてはいけないとなると、写真のように、任脈のツボに入れます。グロテスクにみえますが、痛みの取れる方は、一回で、施術中に、痛みが取れてしまいます。怖く見えますが、きちんと訓練をして解剖学的な知識と豊富な経験があれば絶対に大丈夫です。針も柔らかい日本製をつかいます。これとおなじように、のどがつまるような、感じがする、いわゆる梅核気、ヒステリー球の場合、天突という場所に打つのが定石になります。(食道、気管と胸骨の間に下に向かって滑るように針をいれますので解剖学的に絶対に安全です。外科の医師にも検証していただきました)
廉泉(れんせん)一本針、もちろん、舌痛症や味覚障害には、ここだけでは効きませんがその方の証(病気のようなもの)をみて、組み合わせて使います。
また、昔、舌の味覚障害でいらっしゃったかたが、舌診の際に、カーテン兆候(のどちんこが、一方を向きます)を、見つけてしまってさすがに病院にいってもらいまして延髄に梗塞(ワレンベルグ症候群でした)を発見しました。その方には、写真のように、舌の後ろ3分の1の味覚と、知覚を支配する、舌咽神経を狙ってのツボ、レンセンの一本針はやってはいなかったのですが、なかなか、治癒には時間がかかりました。声帯に近いですし、首の前は、血管や神経が密集しているので、テントツ以外は、最近はあまりやりません。
ほうろく灸
「ほうろく」という素焼きの皿様のものを頭に乗せ、その上に大きな「もぐさ」をのせて点火します。
もともと日蓮上人が修行のために始めたと追われ、暑気払いや頭痛封じ、中風封じの祈祷として有名になった。
炎天下で暑さ負けした武将(武田信玄)が、カブトの上から灸をすえたところ、たちどころに全快したと言われるお灸。(御希望ならいつでもいたします。もちろん無料です)
箱灸施術
胃腸の調節に使います。便秘の施術に。
また、ガンなどの温熱療法でも多用されています。
気虚の場合にも使います。(施術者によるサンプル画像)
塩灸施術(施術料金は、加算されません)
■整形外科系疾患・膠原病 関節痛 難易度★~★★一つ~二つ
■五十肩(肩の周りにパルスをかけます) ・ 関節リウマチ 完治の難易度★★★★(RAは、完治は難しいです。緩和です。中医学弁証による施術をします。痛みをとることを優先します) リウマチ性多発筋痛症(PMR)(対処療法になりますが、効果はあります、プレドニンなど使うのが定番ですが、ステロイドを使いたくない場合、劇的に効果があります)
以下は、東洋医学施術よりも西洋医学的なアプローチをすることが多いです。
腰痛、ぎっくりごし。座骨神経痛。五十肩。膝痛。
初心者用の動画ですので、当然+α テクニックがいります。
鍼灸治療 実技 (日本語版)変形性膝関節症
スポーツによる痛み(スポーツによる筋肉の痛みは、鍼に低周波パルスをかけます。皮膚表面のパルスとはまったく違います)
院長実践。
海外の鍼灸師さん向けシリーズ、How to acupuncture.scalenus syndrome.
斜角筋症候群への鍼治療(日本語版)
特に、整形外科にてのブロック注射が効かない場合、(ちなみに医師が行う硬膜外ブロックは、刺入する位置がわかりやすく、うまくやれば、痛みだけ取れて即歩けます。たとえ、深くやりすぎても、約1時間の休憩時間を決めていますから、下半身が麻痺をしてしまっても寝てれば復活しますので患者さん本人は気が付きません。
神経根ブロックは、位置が少しでも違うとまったく痛みが取れなかったり、(キシロカインとヒアルロン酸など注入)トリガーポイント注射の場合は、治癒はしませんが、とりあえず一時的に痛みは止まります。これでも、医師の経験と実力でまったく効果が違います。鍼灸もされている医師の場合は麻酔と混合して使われる方を知っていますが効果があります)
cf.ちなみに、ブロック注射の中で星状神経節ブロックが一番テクニックが要ると言われてます。首の横(総頚動脈の横当たり)に縦に注射針をいれるわけですが、熟練医師でも、上手くできた日、できない日、効果が毎回違うとおっしゃるのを良くききます。ブロック注射でも、施術者の技量で効果が全く違うのです。実は、このブロック治療は機序がよくわかっていないので、リスクと効果どっちを選ぶかは患者さん本人次第です。
ここ10年くらいの常識として、椎間板ヘルニアは、大きければ大きいほど貪食細胞が食べてくれることもあり2年間耐えれれば、手術しても、しなくても、ペインスケールで同じレベルに緩解することがわかっています。(医学的にエビデンスがあるということです) ですから、現在は排尿障害(おしっこや便をもらしてしまうこと)がない限り、手術をしない、というのが基本です。それでも、痛くて我慢ができませんので、一縷の望みをかけて手術する方もいらっしゃいます。
残念ながら、痛みと手術の関係は別物です。ヘルニアなどの手術をしたことによって、痛みが治まる方もいらっしゃいますが、そうでないかたも、たくさんいらっしゃいます。(実際そういうかたが、私の鍼灸院にいらっしゃいます)
つまり、手術は成功したのは確かで絶対にミスはないのですが、その後、痛みはどうなるか、予後は誰もわかりません。
痛みに関しては主観的なものですから、画像などで痛みを証明するのは難しいです。
術後何年たっても痛む場合は、針施術が即有効ですが、
術後直後のかたは、医師の許可をえてから、どうぞ施術を受けてください。
中医学 気滞血お、の腰痛 りょうこ先生の実技
https://www.youtube.com/embed/Mb9mx7ffFlI
一本の針で腰痛は治るか?(検証実験)
https://www.youtube.com/embed/HJ5hSoK4gQ0
●背部痛 突然の背中の痛み
急に肩甲骨の間が痛い。ご自身で何時何分から痛みが起こった。と、認識できる場合、命にかかわる可能性が高くなります。
すぐに、ERに行かれるといいですが、針治療にきてしまったばあい、
一応、第一誘導の第二誘導の心電図をとらせていただきます。
鍼灸師は診断はできませんので、あぶない波形ならば、いうことはできます。
その時は、即、救急にいってください。
シリーズ、How to acupuncture 頸骨神経パルス
https://www.youtube.com/embed/F6TKghHP7qg?rel=0
cf.ちなみに、ブロック注射の中で星状神経節ブロックが一番テクニックが要ると言われてます。首の横(総頚動脈の横当たり)に縦に注射針をいれるわけですが、熟練医師でも、上手くできた日、できない日、効果が毎回違うとおっしゃるのを良くききます。ブロック注射でも、施術者の技量で効果が全く違うのです。実は、このブロック治療は機序がよくわかっていないので、リスクと効果どっちを選ぶかは患者さん本人次第です。
妊婦さんなど、薬物が禁止など、アレルギーなどで、ブロック注射が使えない場合。または、まったく、なんどブロック注射をしても全く痛みが取れない場合は、
鍼治療は絶大な効果があります。私が施術すれば、痛いまま患者さんを帰宅させた経験はここ数年一度も、ありませんが、医学に100%はありませんので偶然に偶然が重なっていると思います。しかし、これは、事実なので嘘をいってもしかたありません、偶然運が良かったからなので、謙虚に受け止めています。もうすぐ、手の感覚も、鈍ってきて、治癒率が保てなくなるかもしれませんが・・・。
●ぎっくり腰(急性の腰痛)の治療回数の目安。
動くとき痛むのではなく、じっとしているのに、激しい痛みが続く場合。よつんばになったり(胸膝位)等、体位を変えると楽になったりする場合、それはおそらく、筋肉性の疾患ではありません。循環器疾患の場合もありますし、内科疾患、他のことも多々考えられます。
すみやかに近くの病院に行ってください。
また、年にお1人は必ずいらっしゃるのですが、圧迫骨折の場合もあります。ぎっくり腰を間違うのですが、年齢が70歳以上のかたは、まずは近くの整形外科でレントゲンを撮ってもらいましょう。
cf.実は圧迫骨折はレントゲンに写らないことが多々あります。
医師にしっかり、どういう風に痛いのか説明して診断してもらうと良いです。
ほんとうに、まれですが、腸腰筋膿瘍のようなときもありますので、これは、痛み止めよりも抗生剤投与で、だいたい解決します。痛む数日前に熱があったなど、普段と違うとき。腰痛を起こしたことがないのに、人生で初めての感覚の痛みの場合、とりあえず、病院にいってみることをお勧めします。腸腰筋はCTをとると、きれいに見えますが画像よりも血液検査のほうが判別しやすいかもしれません。担当の医師にご相談ください。
また、当院でよくあること(年間5~6人の方が、帯状疱疹で来院されます。発疹が出る前で分からず、腰痛と間違えます)
痛みの種類がずきずき、ではなく、チクチクとか、ピリピリする痛みの場合は、神経系の痛みの可能性が高いです。その一つに帯状疱疹ウイルスによる場合があります。その時は、何日か経つと疱疹ができるので確定診断がつくのですが、その前の段階だと自分ではわからないです。温める、例えばお風呂(確定するとお風呂はダメです)に入った時に楽になったりします。体が疲れたときに誰でもでる可能性がありますので、ピリピリ感がある場合は、一刻も早く、皮膚科に行ってください。罹患部位は胸が多いですが、腰もあるし、顔、頭部もあります。(特別な抗ウイルス薬を飲めば大丈夫ですが、保険を使っても値段が高いので、1万円以上もって皮膚科に出かけてください。 ★最近はジェネリックがでましたのでもうちょっと安いです))
その後、うまく治癒しなくて、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残った場合は、鍼灸対応になります。
患部を囲むように針をうつ、特殊なやり方ですが、痛みは取れます。
●しびれのない坐骨神経痛(臀部、お尻の痛み)の場合。
基本的に、腰痛と同じ治療法です。1~2回の治療で終了します。
しびれがある場合、一週間に一度通っていただき、
徐々にしびれをとります。
しびれなど、強い痛みある場合、最低8回は施術が必要と思います。
まず、
糖尿病のあるかたの場合、HbA1c(ヘモグロビンA1c)cが6.2~(最近は基準が変わって7から8くらい)のかたは、長期戦になります。痛み、しびれは、施術後必ずとれますが、また、でます。医師と相談し、糖尿の治療をしながら、きちんとやっていかないと根治はできません。
整形外科で脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア(手術ができない場合)と診断されている場合、
程度によりますが、1度目(最初の施術)で直後に変化がでるなら ば回復は顕著です。
★cf.いまや常識になりましたが、腰痛の85%は原因不明です(椎間板ヘルニアによる腰痛は腰痛全体のわずか5%です)。また、椎間板ヘルニアをオペで除去しても痛みは残りますし、反対に、ヘルニアがあっても痛みがでないかたも多いです。大きなヘルニアはおそらくマクロファージなどにより2年で消失するという愛知医科大学による医学的エビデンスもあります。(2014年現在では、海外の文献を含めて数えきれないほどの大学でエビデンスをとっていますので、このことは、知っていて当たり前です)
長期のヘルニアの痛みのかたは、中医学でいう理気(治法)を中心に全身に針を打ちます。
※整形外科に疾患の場合に限りますが、
最初の1回目の施術(針を入れて15分後)に、患者さんご本人が
効果を実感できるならば、
(100%とは言えませんが)
この治療院での針で改善ができると予測できます。
1度で痛みが改善できないならば、鍼治療を選択せずに整形外科で治療をすることを選択してください。
●五十肩(四十肩)の治療回数の目安
難易度肩の後ろが★一つ。方の前が★★★肩の前は即効性は厳しいです。時間をかけていきます。逆に後ろは、その日に挙がることがほとんどです。
Moving acupuncture. (Shoulder inflammation) 運動針(五十肩)上腕二頭筋長頭
五十肩 このやりかたは、前側はすぐに痛みはとれますが、根治にはなりません。 運動針
https://www.youtube.com/embed/aS0u15_9TAU?rel=0
シリーズ、How to acupuncture 五十肩 うしろは治しやすいです。 後ろ側
https://www.youtube.com/embed/UBmg8l8WA1Q?rel=0
症状により、1回~5回で、治療を終了します。手が完全に落ちてしまうなど、腱板断裂が疑われる場合でしたら、リハビリをしながら長期になります(整形外科でMRIの画像診断をお勧めします)
きちんと施術を受ければ、手が完全に落ちてしまっていても、回復の可能性は高いです。
痛みに関しては1、2度の施術直後に、ほとんどの方が、なくなります。毎日、
痛くて眠れないような場合、2回程度、治療すれば、なくなると思います。
痛みがなくなり、手が上がらない場合は、個人差がありますが約5回で徐々に手が上がっていき、施術を終了します。
もし、1回目の施術でまったく手が上がらない、痛みが取れない場合、変化がない時、(私の実力もあるのですが)難しいです。針でなく、他の方法をおすすめします。
●手のしびれの場合。難易度★★★★4つ。痛みは割合取りやすいのですが、シビレが最後に残るので難しいときもあります。
まずは、整形外科、脳神経内科などで診断を受けてください。手根管症候群といわれた場合は、針より、マッサージのほうが早いようです。
(逆に足根管症候群の場合は、鍼でアクセスしやすいので、顕著に痺れがとれます)
頚椎症、頚椎ヘルニア、あるいは、胸郭出口症候群など、首回りの疾患と診断された場合、針治療は顕著に効果があります。
基本的に4回の治療で終了します。
2回で効果がない場合、私の実力不足もありますが、ここでは治療できません。
ひざの痛み 鵞足炎
https://www.youtube.com/embed/X6QLW7wv7YY
メニエール氏病(耳鼻科で確定診断をうけたあとおいでください。中医学弁証により、おそらくですが、むくみをとり、ストレスをとることを中心にやります。数年前にメニエールと診断された方は、まずもう一度医療機関にて診察されたほうが良いです。
ご存じのとおり、耳石の問題、いわゆる、良性発作性頭位めまい症(BPPV)の場合、施術の方法は、薬でも鍼施術でもなく、別の施術法が確立されつつあります。メニエールと間違う確率もたかいですので最新の医療機関での診断が必要です。
・ 鼻炎 (薬がつかえる方ならば、耳鼻科のほうが楽です)・ 花粉症(中医学に基づく施術をします。鼻のほうは即効果がありますが、目は難しいです) ・ 中耳炎(おそらく耳鼻咽喉科にいかれたほうがよいです)しかし、ステロイド治療をしているかたは、やめないと大変なことが待っていますので、適度に治療してください。常用すると予後悪いです。
■パーキンソン病においては当院でも数人はやられていますが、肝風内動という、弁証で、中医学的アプローチになります。病院の処方薬と併用しているため、進行を止めるだけになり、治るような効果はわかりません)
■統合失調症、双極性障害(躁鬱病、うつ病とは全く違います)、軽いうつ病以外の長期の精神疾患。
アルツハイマー。私的には、双極性障害は治せると思ってます。なにぶん日本の鍼灸師の中で、臨床数と人数がおそらくトップだと思われるからで、実際に、うまくいく場合が多いです。
統合失調症は、やはりメジャートランキライザーを服用してきていただかないと治療ができないことは、あります。チック症、や、うつを併発している場合は、ぜひ、、おいでください。
ただし、完全治癒は、難しいです。しかし、うつ病は、完全治癒される方が、ほとんどです。たくさんたくさん、いらっしゃいます。
■神経系疾患 ●
●最近の頭痛
慢性的な片頭痛があるにもかかわらず、医療機関を受診せずに市販の鎮痛薬で痛みを紛らわせたり、我慢を続けたりしている人は多いようだ。この誤った対処法が原因で、年齢を重ねてから「脳過敏症候群」が引き起こされることが分かってきた。2011年に学病院(東京都新宿区)の清水俊彦客員教授に聞いた。
脳過敏症候群の主な症状
脳が興奮して過敏に反応
片頭痛のメカニズムは解明されていない部分があるが、ストレスなどの刺激により脳血管内の神経伝達物質セロトニンが増減する。その結果、脳の血管が過度に拡張、周囲の神経(三叉=さんさ=神経)を刺激し、神経炎症を起こして痛みを生じるとともに、脳が興奮状態になり、光や音過敏を生じると考えられている。
脳過敏性症候群 中医学と頭皮鍼で治すhttps://www.youtube.com/embed/3u_ihe2UbNE
りょうこ先生による、眼精疲労による頭痛の施術。頭重感と痛みに、即効性があります。顔面専用の美容用の針を使用しています。
(緊張性頭痛の場合は1回の治療で顕著に効果がでます。激痛はないけれども、じわーと痛いのが何日も続き、そのうち、もうたまらない苦痛が何ヶ月も続くタイプです。ロキソニンなどが効きますが、基本的に、薬は必要ありません。運動、または、鍼治療が効果的だと言われています。) ・ 偏頭痛(今は、イミグランという薬で対処するのが早いです。人により難しいですが、中医学弁証による治療で調節します) 薬物乱用頭痛(最近多いです。月に15日以上頭痛薬を使う方が疑われます。医師からは治癒するには薬を絶つように指導されますが、離脱症状でとても苦しみます。治癒には入院をする場合が多いです。
薬物を一切使わず、即効性がある針治療は定評があります。緊張性頭痛ならば15分で痛みがおさまることが多々あります)
イメージ緊張性頭痛は、首コリ、肩こりが原因となることが多いです。写真は肩に刺していますが、実際は首治療がかなめになります。
いわゆるぎっくり腰の場合。
9割の方が、1度の施術で施術を終了します。
慢性の場合でも1度の施術(施術の最中に)痛みは和らぎます。
(経験的な数字で申し訳ありませんが(院長施術2009年実績として)、年間約1000人の腰痛の針施術をいたしました。※当時は受付を断らず、全員の施術をしていたので現在はこんなに沢山の人数をやっていません。その場での治癒率は90%、おそらくそれ以上の確率だと思います。施術の最中、多くの方がその場で痛みが和らぐのを実感されたと思います。ただ、90%といっても、完治と直結するのではなく、「痛み」の予後は予想がつきません。その場で確かに痛みはよくなります。しかし、まれに次の日にぶり返すこともありますので安心はできません。それを踏まえて針の効果をお考えください)
●背部痛 突然の背中の痛み
急に肩甲骨の間が痛い。ご自身で何時何分から痛みが起こった。と、認識できる場合、命にかかわる可能性が高くなります。
鍼灸院に来ないでください。
救急車を呼ぶなり、急患で病院に急いでください。
即命にかかわるのは、大動脈解離、大動脈瘤。心筋梗塞だいたい、これです。
●腰痛 腰痛の鍼灸施術は、鍼灸師の基本中の基本です。
昔ながらの腰痛施術、灸頭針法
いわゆる筑波大式低周波鍼通電療法を採用しています
針に通電すると、非常に高い確率で施術直後に疼痛がおさまります。(施術者によるサンプル画像)
(鍼灸業界では、腰痛ができない施術者は独立開業できないといわれるくらいで)
ですから開業鍼灸師にとって腰痛と坐骨神経痛の施術はできて当たり前です。9割、おそらくそれ以上の確率で必ず改善させると自信をもって言います。(医療に100%はありませんので、控えめに9割くらいと言っておきます)
5.(Low back pain) For beginners.(ぎっくり腰)腰方形筋
https://www.youtube.com/embed/R9NI-M_utBY
特に、整形外科にてのブロック注射が効かない場合、(ちなみに医師が行う硬膜外ブロックは、刺入する位置がわかりやすく、うまくやれば、痛みだけ取れて即歩けます。たとえ、深くやりすぎても、約1時間の休憩時間を決めていますから、下半身が麻痺をしてしまっても寝てれば復活しますので患者さん本人は気が付きません。
神経根ブロックは、位置が少しでも違うとまったく痛みが取れなかったり、(キシロカインとヒアルロン酸など注入)トリガーポイント注射の場合は、治癒はしませんが、とりあえず一時的に痛みは止まります。これでも、医師の経験と実力でまったく効果が違います。鍼灸もされている医師の場合は麻酔と混合して使われる方を知っていますが効果があります)
cf.ちなみに、ブロック注射の中で星状神経節ブロックが一番テクニックが要ると言われてます。首の横(総頚動脈の横当たり)に縦に注射針をいれるわけですが、熟練医師でも、上手くできた日、できない日、効果が毎回違うとおっしゃるのを良くききます。ブロック注射でも、施術者の技量で効果が全く違うのです。実は、このブロック治療は機序がよくわかっていないので、リスクと効果どっちを選ぶかは患者さん本人次第です。
妊婦さんなど、薬物が禁止など、アレルギーなどで、ブロック注射が使えない場合。または、まったく、なんどブロック注射をしても全く痛みが取れない場合は、
鍼施術は絶大な効果があります。私が施術すれば、痛いまま患者さんを帰宅させた経験はここ数年一度も、ありませんが、医学に100%はありませんので偶然に偶然が重なっていると思います。しかし、これは、事実なので嘘をいってもしかたありません、偶然運が良かったからなので、謙虚に受け止めています。もうすぐ、手の感覚も、鈍ってきて、治癒率が保てなくなるかもしれませんが・・・。
最新医療
最近の椎間板ヘルニアの治療として
椎間板内酵素注入療法(ヘルコニア注入)が増えてきています。
挑戦されるのもいいかもしれませんが、
アナフィラキシーショックを起こす可能性があるため
現在は、一生に一度しかできないと言われています。
下の図のように、髄核に直接、注射でヘルコニアを注入します。
症例が増えてきますと、利点と欠点がみえてきますので、
最終手段としてためらったほうが良い気がいたします。
整形外科疾患の場合、ファーストアプローチとして、
東洋医学を用いません。
(現在ペインクリニックなどで行われている現代医学的な手法で施術します。
針をつかうからといって、イコール東洋医学ではありません)
また、トリガーポイントを使うことは全く珍しくなく、鍼灸の世界では歴史があり、新しい治療方法でもありません。日常茶飯事(毎日数人は絶対に使います)です。
いわゆるNSAIs(エヌセイズと読みます)の代表格であるロキソニン。
腰痛で病院にいくと、とりあえず、湿布とともに処方されることが多い非ステロイド性鎮痛剤です。頭痛や、炎症のある腰痛には抜群に効きますが、たいていの腰痛には残念ながら効果があまりないのが実情です。このため、多くの腰痛は炎症ではないと推測されますが、ロキソニンが効くこともありますので、まずは、痛みが取れるかとりあえず服用してみるとよいです。薬で効果があるならば、針施術は必要はないです。しかし、何ヶ月も毎日、ロキソニンや、やボルタレン、カロナールを服用されているかたに方に沢山お会いします。基本は頓服ですので、止められることを強くお勧めします。そのときは、針施術は必要です。
cf.ちなみに、エヌセイズ(ロキソニンなど)は、降圧剤、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)と相性が悪いので注意!
カリウム値が上がってしまって、だるい、便秘、力が入らない、不整脈のような、高カリウム血症になることがあります。変だなとおもったら、薬剤師さんに相談してください。
具体的な、薬剤名は、ACE阻害薬は、カプトリル、レニベース、アデカット、タナトリル、コナン、エースコール、コバシル、ゼストリル、ロンゲス など
ARBは、ブロブレス、ディオバン、ニューロタン、オルメテック、ミカルディス、イルベタン、アバプロ などいっぱいあります。。
私の針灸院の患者様では、最近はARBが処方されていることが多いです。
リリカカプセル。線維筋痛症と確定診断された方の多くは飲んだ経験があります。最近、腰痛でも簡単に処方されるので危険視する医師もいらっしゃいます。(追記。2019年現在 すっかりと処方されなくなりました。当院では、「リリカはあまり効果がなかった」と来院されるかたが多いです。実際に効果があったかたは、是非、教えてください)
以前は、初診からいきなり処方されることは、少なかったのですが、最近はいきなり出す先生もちらほら見かけます。重度の疼痛でなくとも処方されることが多く、この薬が出ていると、本治(局所治療でなく中医学的なアプローチ)が必要だと想定できます。赤のカプセルと白がありますので、服用されている方は教えてください。とは、いえ、単純な筋膜性の腰痛で、鍼灸的には数回で完治といういうこともしばしばあります。
トラマール(要注意の薬NO1)。最近はOD錠(水を使わず口に溶かすもの)もよく見かけます。少し前は、ガンの患者さんが、アセトアミノフェン(カロナール)が、効かなくなったときに、処方されるのをみましたが、今は、腰痛でも、普通の整形外科疾患でも処方され、驚きを隠せません。アヘンのようなオピオイドの形を合成している薬剤ですが、なぜか、薬メーカーは非オピオイドとうたってます。(漢文にするとオピオイドにあらずですので、そんな・・・とは、おもいます)家族が処方されるときっと、止めますが、いまは、名古屋に住む叔父も常用してしまって、腰の痛みがとれるから、重宝してる。と、いってます。癌になったら、なんの薬を飲めばいいんでしょう? モルヒネからスタートすると、厳しいな?と思います。(モルヒネを飲むと目が座って外見も言動も正常ではなくなります。実際に私はそういう患者さんをみたことがあります)。トラマールはその一歩手前の薬だと覚悟して、良い付き合いをしたほうがよいでしょう。
下のくすりが、アセトアミノフェンとトラマールのセットです。
リリカとコンビで処方されるのをよくみます。
この薬を説明するのに、簡単に麻薬と言う医師もいますし、非オピオイド、や弱オピオイド鎮痛薬と説明してくれる医師もいらっしゃいます。新薬なので将来は誰もわかりません。あと、数年後、結果がでると思います。
耳鼻科疾患や麻痺、シビレがあると、とりあえずでるメチコバール。痺れの疾患のかたの、9割の方が、処方されています。正確にはメコバラミン、ビタミンB12ですので、体に悪いことはないです。売薬ではアリナミンの値段の高い錠剤に入っています。
そして、メチコバールのコンビで処方されるアデホス。
アデノシン三リン酸です。効果があるかどうかは、わかりませんが、とりあえず出る薬で一番多いパターンです。日本だけ流行の薬らしく最近はあまり見ません。
●腰部、外科手術後の痛みの施術
ここ10年くらいの常識として、椎間板ヘルニアは、大きければ大きいほど貪食細胞が食べてくれることもあり2年間耐えれれば、手術しても、しなくても、ペインスケールで同じレベルに緩解することがわかっています。(医学的にエビデンスがあるということです) ですから、現在は排尿障害(おしっこや便をもらしてしまうこと)がない限り、手術をしない、というのが基本です。それでも、痛くて我慢ができませんので、一縷の望みをかけて手術する方もいらっしゃいます。
残念ながら、痛みと手術の関係は別物です。ヘルニアなどの手術をしたことによって、痛みが治まる方もいらっしゃいますが、そうでないかたも、たくさんいらっしゃいます。(実際そういうかたが、私の鍼灸院にいらっしゃいます)
つまり、手術は成功したのは確かで絶対にミスはないのですが、その後、痛みはどうなるか、予後は誰もわかりません。
痛みに関しては主観的なものですから、画像などで痛みを証明するのは難しいです。
術後何年たっても痛む場合は、針施術が即有効ですが、
術後直後のかたは、医師の許可をえてから、どうぞ施術を受けてください。
●ぎっくり腰(急性の腰痛)の施術回数の目安。1から2回。多くて3回。
動くとき痛むのではなく、じっとしているのに、激しい痛みが続く場合。よつんばになったり(胸膝位)等、体位を変えると楽になったりする場合、それはおそらく、筋肉性の疾患ではありません。循環器疾患の場合もありますし、内科疾患、他のことも多々考えられます。
すみやかに近くの病院に行ってください。
また、年にお1人は必ずいらっしゃるのですが、圧迫骨折の場合もあります。ぎっくり腰を間違うのですが、年齢が70歳以上のかたは、まずは近くの整形外科でレントゲンを撮ってもらいましょう。
cf.実は圧迫骨折はレントゲンに写らないことが多々あります。
医師にしっかり、どういう風に痛いのか説明して診断してもらうと良いです。
ほんとうに、まれですが、腸腰筋膿瘍のようなときもありますので、これは、痛み止めよりも抗生剤投与で、だいたい解決します。
■帯状疱疹また、当院でよくあること(年間5~6人の方が、帯状疱疹で来院されます。発疹が出る前で分からず、腰痛と間違えます)
■この疾患の場合、帯状疱疹を見つけることが多いのですが、その際は、速やかに皮膚科にいってください。
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因の病気です。水ぼうそうにかかった後、ウイルスが体内の神経細胞に潜んでいて、免疫力が落ちたときに再び活動を始めることで発症します。発症すると、神経の走行に沿った範囲に痛みを伴う赤い発疹や水ぶくれができます。主に高齢者に見られ、ストレスや疲労、他の病気などがきっかけで発症することが多いです。
帯状疱疹の始まり。このような感じでポツポツと、発疹が出ます。(実際の患者さんに許可を得て撮影してます)
ある程度進行すると写真の様に疱疹(みずぶくれ)できますが、チクチクとかなりいたいです。
アシクロビル系の抗ウイルス薬、バルトレックスやゾビラックス(←結構、高い値段のお薬です)などを飲まれたほうが良いです。2~3週経って、それでも痛む場合、針灸対応になります。以下、帯状疱疹後神経痛、参考。)・三叉神経痛(顔と手にうちます) ・ 頚肩痛(まずは、現代医学の針灸でやります) ・ 腕神経痛(院長のみが施術します。ファーストチョイスとして現代医学に基づきます) ・ 腰痛 (急性の場合は一度で施術を終了します)・ 坐骨神経痛(しびれを伴っていない急性期は1度の施術で顕著な効果があります)
・帯状疱疹後神経痛(帯状疱疹がはじめての経験のときは、皮膚科にいってください。水ぶくれのような小さなぶつぶつがでて、本当は入ってはいけませんがお風呂に入ると痛みが楽になるのが、目安です。皮膚科で治療した後でもなお痛みが改善されないとき。針はその場で痛みをとるので即効性があります)
痛みの種類がずきずき、ではなく、チクチクとか、ピリピリする痛みの場合は、神経系の痛みの可能性が高いです。その一つに帯状疱疹ウイルスによる場合があります。その時は、何日か経つと疱疹ができるので確定診断がつくのですが、その前の段階だと自分ではわからないです。温める、例えばお風呂(確定するとお風呂はダメです)に入った時に楽になったりします。体が疲れたときに誰でもでる可能性がありますので、ピリピリ感がある場合は、一刻も早く、皮膚科に行ってください。罹患部位は胸が多いですが、腰もあるし、顔、頭部もあります。(特別な抗ウイルス薬を飲めば大丈夫ですが、保険を使っても値段が高いので、1万円以上もって皮膚科に出かけてください)
その後、うまく治癒しなくて、後遺症として帯状疱疹後神経痛が残った場合は、鍼灸対応になります。
患部を囲むように針をうつ、特殊なやり方ですが、痛みは取れます。
本当は、もう一段階、特殊な、針をうたないと、いけないのですが、HPではかけないので
ユーチューブなどで、説明してます。
●しびれのない坐骨神経痛(臀部、お尻の痛み)の場合。
基本的に、腰痛と同じ施術法です。1~2回の施術で終了します。
しびれがある場合、一週間に一度通っていただき、
徐々にしびれをとります。
しびれなど、強い痛みある場合、最低8回は施術が必要と思います。
まず、
糖尿病のあるかたの場合、HbA1c(ヘモグロビンA1c)cが6.2~(最近は基準が変わって7から8くらい)のかたは、長期戦になります。痛み、しびれは、施術後必ずとれますが、また、でます。医師と相談し、糖尿の治療をしながら、きちんとやっていかないと根治はできません。
整形外科で脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア(手術ができない場合)と診断されている場合、
程度によりますが、1度目(最初の施術)で直後に変化がでるなら ば回復は顕著です。
★cf.いまや常識になりましたが、腰痛の85%は原因不明です(椎間板ヘルニアによる腰痛は腰痛全体のわずか5%です)。また、椎間板ヘルニアをオペで除去しても痛みは残りますし、反対に、ヘルニアがあっても痛みがでないかたも多いです。大きなヘルニアはおそらくマクロファージなどにより2年で消失するという愛知医科大学による医学的エビデンスもあります。(2014年現在では、海外の文献を含めて数えきれないほどの大学でエビデンスをとっていますので、このことは、知っていて当たり前です)
長期のヘルニアの痛みのかたは、中医学でいう理気(治法)を中心に全身に針を打ちます。
●五十肩(四十肩)の施術回数の目安
難易度肩の後ろが★一つ。肩の前が★★★肩の前は即効性は厳しいです。時間をかけていきます。逆に後ろは、その日に挙がることがほとんどです。
症状により、1回~5回で、施術を終了します。手が完全に落ちてしまうなど、腱板断裂が疑われる場合でしたら、リハビリをしながら長期になります(整形外科でMRIの画像診断をお勧めします)
きちんと施術を受ければ、手が完全に落ちてしまっていても、回復の可能性は高いです。
痛みに関しては1、2度の施術直後に、ほとんどの方が、なくなります。毎日、
痛くて眠れないような場合、2回程度、施術すれば、なくなると思います。
痛みがなくなり、手が上がらない場合は、個人差がありますが約5回で徐々に手が上がっていき、施術を終了します。
もし、1回目の施術でまったく手が上がらない、痛みが取れない場合、変化がない時、(私の実力もあるのですが)難しいです。針でなく、他の方法をおすすめします。
38.How to acupuncture.Cervical spondylosis.(Japanese) 頚椎症への鍼治療 (MRI画像を診ながら)
https://www.youtube.com/embed/fM9epqj61nw?rel=0
まずは、整形外科、脳神経内科などで診断を受けてください。手根管症候群といわれた場合は、手術を勧められますが、マッサージで、容易に治ることも、多々ありです。
■緊張性筋炎症候群 (Tension Myositis Syndorme) 精神的緊張が長く続くことにより、筋肉や関節痛がおこる現象をいいます。昔から中国では「経筋病」といい、鍼灸の世界では珍しくなく、治癒しやすい部類になります。繊維筋痛症もこの部類にはいると思われます。当院では非常に多い疾患です。
■×筋萎縮性側索硬化症(ALS)
最近問い合わせが多いです。中医弁証に基づき、進行を遅らせるための針灸施術がありますが、勉強不足で且つ臨床数が不足のため現在の私の実力ではできません。経験豊富な都内針灸院を紹介いたします。
●関節炎
ヘバーデン結節と言われる、いわゆる第一関節、DIP関節、そして、いわゆるPIP関節、第二関節に多い弾発指(ばね指)ですが、痛いときは、施術中でもいつでも、言ってください。変形や程度によりますが、鍼の世界では意外と簡単に治ることが多いので、書いておきます。
指だけの疾患だけで、予約してまで、いらっしゃるのはもったいないので、ついでといっては、なんですが、他の治療と並行してやります。
罹患期間によりますが、普通は、1,2回で痛みは治まり、完治に近い形になります。ほとんどの方が、その場で痛みがとれます。
なぜ、それができるのか、解剖図を使って病理的には説明できますが、ここでは割愛します。写真のように、指に深さ2センチで串刺しにします。おそろしくみえますが、整形外科で手術をする必要はなく、麻酔もいらないので、第一選択には、いいでしょう。
0.10ミリ~0.12ミリ程度の特別な細さの鍼を使います。注射針のように太くないので、痛みはありません。
本人は痛みをほとんど感じず、また、一滴も血は出ることはありません。指の関節が痛いときはあきらめずに、とりあえず試してみてください。
それで、駄目なら痛いですが、ステロイド注射や手術などを考えてもいいのではないでしょうか?
この4つの質問をして、迷いがなく、すらすらと答えられる鍼灸院だと、経験豊富です。どこでも大丈夫です。
■呼吸器系疾患
(呼吸器の場合、細菌性の場合針は、抗生物質などのほうが早い効果が期待できます。まずは病院にいかれるのが賢明です。妊婦さんの場合など薬が飲めない場合の針灸施術はよくやりますが、通常はおうちで、ゆっくりお休みになったほうが早いです)感冒 ・ 咳(緊張してでる咳の場合は、いわゆる梅核気の場合、即効性があります。全身と、のどに直接打ちます) ・ 気管支喘息(中医学弁証に基づいて全身調節します) ・ 胸痛(筋肉性の場合は、直接筋肉に入れます。そして背中のツボにいれます)
(ちなみに、妊婦さん、運動選手等、薬が使えない患者さんの
風邪の施術は、少々痛くしたほうが治りがよいです)
■泌尿器系疾患 前立腺炎(現在、やりません。会陰部に刺入することが多いですのでお勧めできません。ご自身でお風呂でマッサージされるのがよいです)
■虫垂炎 手術のできない江戸時代から愛用されてきた
蘭尾(らんび)虫垂炎の不思議なツボ
https://www.youtube.com/embed/ZxJncEmASVQ
●会陰部(いわゆるデキケートゾーンの痛みについて。
ファーストチョイスとして、まず、デリケートゾーンに触れることあり得ません。
仙骨側(背中側)からの神経ブロックで会陰部の痛みを取ることができます(非常に高い技術を必要としますので技術修得した経験豊富な鍼灸師しかできません)。
産婦人科のやりかたでも、鼡径部やや、前からとる方法もありますが、会陰部に直接、鍼をうつのは、やりません。
また、無知識の施術者が会陰部に触れたことで訴訟になることもあります。会陰刺針は、医学的に正しいときのみで、当然、患者様に承諾を得ない限り施術することは絶対にあり得えませんし、やってはいけません。
■皮膚科系疾患 アトピー性皮膚炎
難易度★★★ 施術に手もかかりますが、酷くないほうが、難しいです。弁証を間違えると困難ですが、合えばよいで
大抵のかたが、長年のステロイド治療で全身に色素沈着が見られます。院長のみが施術します。週に数人、針灸院では比較的高い頻度で施術してます。胃腸を整え、熱を取ります。多少痛い鍼のほうが効き目があります。シラク(瀉血ではなくわざと出血させる方法は本当は効きますが)は、医師法の関係上わざと、は、やりません) 中医学でいう、肝火上炎、型。だと、私は得意です。、ステロイドを使用していようが、中止していようが、ほかのタイプ(漢方薬が効く程度の軽度の方)だと半々だと思います。
アトピー施術の場合、重度の時期は(ぐじゅぐじゅの状態)カッピングを使うことが多いです。偶然に出血することは多々ありますが、カッピングはどんなに消毒しても汚染されますので他人との、使いまわしは、しません。その方専用の吹い玉をご用意いたします(個人のカッピングは、無料です。そのかた専門に買って院内に置きます。他人との使いまわしはないです。多少赤字になることもありますが、治ればいいので私はそれでいいです。遠慮なくいらしてください)。
実際は、建前ですので、ご想像してください。動画にはとれません。
アトピー性皮膚炎への配穴 清熱涼血法
30代、男性。強度の全身アトピーに対する施術(患者さんの許可を得て掲載してます)
現在は、全く、ステロイドを塗ったりしておりません。アトピー施術は人数が多いと施術時間が長く、たくさんのかたは、できません。
■増毛、白髪施術。梅花針をつかって全身もやりますが、男性では成功率が高く、わりと、もさもさ、まではいきますが、女性はみごとにうまくいきません。
(白髪においては、中医学では腎性不足、いわゆる老化によるものですが、数週間以内に急激にでた場合は、ビタミンB系不足も考えられ、おそらく他の随伴症状もてている可能性があり病院に行く必要があります。
増毛においては、効果がでるまで約4ヶ月かかります。女性と男性両方やってますが、男性のほうが効果がでるとは思います。)
■眼科系疾患 ●眼精疲労(顔面と首に針をいれます)
ドライアイ シェーグレン症候群の診断がついた場合は、鼻の下の痛いツボに入れます。多少痛くてよろしければできます。
■耳鼻科系疾患 難聴難易度★★★★★ (比較的難しい部類です。局所的に多数針をうち、全身にもうちます。感音性難聴とその他では違いがあります)・
数年前にTRT(tinnitus retraining therapy 耳鳴り再訓練療法)が紹介され、夢の治療のような気がして、私自らも盛んに挑戦しましたが、劇的な効果は得られませんでした。(あくまで、私を含め当院に通っているほかの患者さんの統計的な意見です) 「耳鳴りの音を聞き続けるのは地獄だ」ということをおっしゃる方もいらっしゃいました。
現在、補聴器を駆使した数々の新しい技術がでてきていますが、症例が少ないのでいまのところ、どの治療方法がよいのか、耳鼻科の医師ですらわかりません。中医学に基づく、基本的な治療法は、ご本人に合うならば最適になります(残念ながら、完全治癒にはいたりませんが、施術後に音が変わるというのはみなさんおっしゃいます)。
耳鳴り難易度★★★★★ (週に数人おそらく常時3,4人は耳鳴り主訴のかたがいらっしゃいます)、針灸院としては比較的高い頻度で継続的に施術してます。
耳鼻科疾患は、腰痛などと違って、一度で劇的な効果が実感できるタイプの疾患ではないです。繁忙期は無理なのですが、できたら、間を開けずに4回施術させていただけるチャンスがあれば幸いです。最初に施術させていただいて1か月以上も離れてしまうと、せっかく変動させた体が元に戻ってしまいます(ほかの疾患にもいえることですが、中医鍼灸は、漢方薬のように効きますので、施術をしないと体は、元の病態に徐々に戻ってく傾向があります)。混んでいる時期は4回連続が難しいので、無理に一度で結果を出そうとするとドーゼオーバー(許容量オーバーに)なりやすいので、できるだけ、2週間以上離さずにご予約されるのが理想です。とにかく、私(施術者に)に連続4回チャンスをください。
そのうち、杏林製薬が現在臨床試験中の耳鳴り治療薬「ネラメキサン」の認可が出て劇的に治るかもしれませんが、新薬にはいつも期待をしてるのですが、がっかりすることもあり・・・今後どうなるんでしょう?
耳鳴り施術。
非常に高い技術を要します。院長のみが施術します。(患者さんの許可をえて撮影してます。プライバシーと患者さんの希望もあり施術部分は隠してあります)
※耳鳴りの初診の方は、最初から上記の施術をいたしません。1回目の反応をみて、適している方だけがこの施術方法になります。
メニエール氏病(耳鼻科で確定診断をうけたあとおいでください。中医学弁証により、おそらくですが、むくみをとり、ストレスをとることを中心にやります。数年前にメニエールと診断された方は、まずもう一度医療機関にて診察されたほうが良いです。
ご存じのとおり、耳石の問題、いわゆる、良性発作性頭位めまい症(BPPV)の場合、施術の方法は、薬でも鍼施術でもなく、別の施術法が確立されつつあります。メニエールと間違う確率もたかいですので最新の医療機関での診断が必要です。
・ 鼻炎 (薬がつかえる方ならば、耳鼻科のほうが楽です)・ 花粉症(中医学に基づく施術をします。鼻のほうは即効果がありますが、目は難しいです) ・ 中耳炎(おそらく耳鼻咽喉科にいかれたほうがよいです)
■歯科領域の疾患 三叉神経痛(顔と手を中心に直接針をいれます)・顎関節症(耳のまえ、顎に直接うちます、精神的なアプローチの場合は少し時間がかかります。筋肉的なアプローチは即結果がでます))
現在2023年、親知らずの抜歯後の疼痛、味覚障害をやっております。下顎神経と舌神経に直接、刺激するわけですが、抜歯の際に神経を損傷させることは、本来、歯科医のミスですので、そのあたりは、私は関知しません。
三叉神経ブロック(下顎神経ブロック)鍼灸治療 実技 How to acupuncture.
https://www.youtube.com/embed/PxcOPxYdw70
眼疾患 飛蚊症
動画は、刺絡をつかいますが、刺絡なしでもできます。
刺絡(しらく)を使い飛蚊症を一穴のみで治す。
https://www.youtube.com/embed/D1FoAYIaSGI
私個人が、施術が難しいと思われる疾患について
眼窩針。眼窩の内側に針を入れます。
非常に高い針灸技術を要します。(サンプルとして私の目玉に入れいています。現在は、効果とリスクの関係からいたしません)
■パーキンソン病においては当院でも数人はやられていますが、肝風内動という、弁証で、中医学的アプローチになります。病院の処方薬と併用しているため、劇的な効果はわかりません。完全に治癒することはなかなか難しいですが、現状維持を目指して通っていただくと言うことになります。
■統合失調症、双極性障害(躁鬱病、うつ病とは全く違います)、軽いうつ病以外の長期の精神疾患。統合失調症の場合は、今は毎月のように新薬が出ておりますので、精神科に通って自分に合う薬を見つけるのが第一選択になると思います。
少し前はリスパダールがよく効くと言って皆さん飲まれていましたが、昔からのヒルナミンのような薬でも効きます。これはうつ病の薬がどれが効くと言うのと同じで、新しい薬が効くとは限らず、昔の三還系などのお薬の方が抜群に効くこともあります。
アルツハイマー。
糖尿病(対処療法のみになります。
■末期のガンと、白血病。関東地区では医師、帯津良一先生や他の漢方の医師が盛んにやってらっしゃると思います。病院行っている治療は実費で高価な治療ですので、当院に近い方だけ、実は、やらせていただいています。抗がん剤治療がはじまって状態が悪かったり、黄疸がでたり、ステージ4の段階ですので、いろいろな意味で難しいとは思います。希望をもって私も祈るようにやらせていただいてます。人数が増えると私の精神が全くもたないので、強い強いご家族とご本人の希望がない限り受付けていません。やはり、福田安保理論を忠実にまもっても難しいです。
びわの葉灸(長崎から取り寄せてます)。施術室には4台換気装置がありますが、それ以上の煙がでます。予防には、やりますが。ステージⅣではあくまで、緩和治療になることになるかもしれません。
■実践方法 癌(ガン)患者さんに対するビワの葉灸
主に、ガンの患者さんに使います。びわの葉、電気こて法。びわの葉灸には長い歴史があります。
■がん治療
鍼灸で免疫を高める実技への序章 福田-安保理論の紹介1
いちるの望みを持っていらっしゃっていますが、私の力が及ばず申し訳ありません。