線維筋痛症

もっとも研究し実績と経験があると思います。

ほとんどの方が、18回 1クールで施術を終了します

院長が施術をします。サポートにりょうこ先生が入ります。

線維筋痛症は以下のような症状を特徴とする慢性病です:

  • 全身の痛み: 身体の多くの部分で持続的な痛みが発生します。
  • 疲労: 深刻な疲労感があり、日常活動に影響を与えることがあります。
  • 睡眠障害: 睡眠の質が低下し、疲れが取れにくい。
  • 認知障害: 集中力や記憶力に影響を与えることがあります。
  • その他の症状: 頭痛、消化不良、うつ病や不安なども伴うことがあります。

線維筋痛症は、慢性的な疼痛、深刻な疲労、睡眠障害、認知機能の低下(「ファイブロフォグ」と呼ばれる)などを特徴とする状態です。これらの症状は患者によって異なり、日によっても変わることがあります。治療は、薬物療法、運動療法、心理療法など、患者の状態に合わせた複合的なアプローチを取ることが一般的です。鍼灸治療は線維筋痛症の症状を軽減するのに有効であるとされています。鍼灸は痛みの軽減、ストレスの軽減、睡眠の質の向上に寄与する可能性があり、副作用が少ないことも特徴です。また、個々の患者に合わせて治療を調整できるため、線維筋痛症患者にとって貴重な治療選択肢の一つとなっています。

2017年の診療ガイドラインに基づくと、鍼灸治療は線維筋痛症の症状を軽減するのに有効であるとされています。鍼灸は痛みの軽減、ストレスの軽減、睡眠の質の向上に寄与する可能性があり、副作用が少ないことも特徴です。また、個々の患者に合わせて治療を調整できるため、線維筋痛症患者にとって貴重な治療選択肢の一つとなっています。

治療が進んでうまくいくと、痛みの箇所がすくなくなり、
または、「あなたは、最初から線維筋痛症では、なかった」と、のちの病院で言われたりして、
後医は名医(あとで診たい医者は名医)というのは、本当だな。と、思います。
全身痛くて寝たきりの患者さんが、本院で、ワンクール18回をうけて、1年後、腰痛だけになると
あなたは、腰痛でした。と、診断します。
針の研究をしたことのないのは、わかりますが、あまりにいいかげんだなあと、思います。
痛くて、自殺する人もいくるくらい、の状態で、みないらしているのに、
とにかく、治るんだからしょうがないじゃないですか?と、強く言いたいです。

体力的に私がダメージを受けるので一日に、沢山の人数はできません。全身の痛み具合によりますが、ほぼ、治癒までも可能だと思います。

線維筋痛症では(まずは痛みを即とるための施術し、次は根治をめざします。針施術では割とポピュラーな疾患です。まだまだ医師の世界では針灸施術で改善されることを知らない方が多いですが、針灸施術を知っている医師の意見を考慮すると、薬剤を使う治療方法より効果があると実感してます。当院はこの疾患に関しては豊富な臨床例と実績があります。なぜか女性がほどんどで、確定診断できている方とできていない方、半々ぐらいだと思います。
おそらく、病院を転々とし、最終的にはリリカ、ガバペン等、抗てんかん薬、抗不安薬などを処方されてると思いますがその旨をおしらせください。

 線維筋痛症 鍼灸治療 イントロダクション

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繊維筋痛症でリリカが効かない理由と根拠

Reasons and Evidence Why Lyrica May Not Work for Fibromyalgia

  1. 個人差 / Individual Differences

繊維筋痛症は原因やメカニズムが非常に複雑で、患者によってその発症要因や症状が異なります。そのため、リリカがある患者に効果的であっても、別の患者には全く効果がないことが珍しくありません。神経系の感受性や痛みの発現パターンが異なるため、リリカの効果には個人差が大きいのです。
Fibromyalgia has highly complex causes and mechanisms, which differ from patient to patient. As a result, while Lyrica may be effective for some patients, it may not work at all for others. This is because the sensitivity of the nervous system and the patterns of pain manifestation vary among individuals.

  1. 痛みのタイプの違い / Differences in Pain Type

リリカは主に神経障害性疼痛(神経の過敏状態による痛み)に有効ですが、繊維筋痛症の痛みはそれだけでなく、筋肉の緊張や炎症、筋肉痛など多様な要因が絡んでいます。リリカはすべての痛みの要因に対応できないため、筋肉痛や炎症などのタイプには効果が見られないことがあります。
Lyrica is mainly effective for neuropathic pain (pain caused by nerve hypersensitivity), but fibromyalgia pain is caused by a variety of factors, including muscle tension, inflammation, and muscle pain. Since Lyrica cannot address all these pain factors, it may not be effective for types of pain such as muscle pain or inflammation.

  1. 投与量の不足と調整の必要性 / Inadequate Dosage and Need for Adjustment

リリカの効果を十分に得るためには、個々の患者に応じた適切な投与量の調整が必要です。初期用量が低すぎると効果が不十分であることがあり、また用量を増やすと副作用のリスクが高まるため、慎重な調整が求められます。
To fully benefit from Lyrica, appropriate dosage adjustments are required for each patient. If the initial dose is too low, the effect may be insufficient, and increasing the dose raises the risk of side effects, requiring careful management.

  1. 耐性の形成 / Development of Tolerance

リリカを長期間使用していると、薬に対する耐性が形成され、効果が薄れてしまうことがあります。この場合、他の薬剤や治療法を併用することが検討されます。
Long-term use of Lyrica may lead to the development of tolerance, reducing its effectiveness over time. In such cases, other medications or treatment options may need to be considered.

  1. 副作用の影響 / Impact of Side Effects

リリカは強い副作用が出やすい薬の一つで、眠気、めまい、浮腫などの症状が出ることがあり、これらの副作用が患者にとって耐えがたい場合、薬の中断を余儀なくされることがあります。
Lyrica is known for causing significant side effects, including drowsiness, dizziness, and edema, which may become intolerable for some patients, leading to discontinuation of the medication.

代わりになる薬 / Alternative Medications

1.  デュロキセチン(商品名:サインバルタ)/ Duloxetine (Brand name: Cymbalta)

デュロキセチンは、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する薬で、痛みの感覚を抑え、気分の安定も図ります。特に神経痛やうつ状態が伴う繊維筋痛症に効果的です。
Duloxetine inhibits the reuptake of serotonin and norepinephrine, reducing pain perception and stabilizing mood. It is particularly effective for fibromyalgia with associated neuropathic pain and depression.
2. ミルナシプラン(商品名:トレドミン)/ Milnacipran (Brand name: Savella)
ミルナシプランもセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬の一種で、繊維筋痛症の痛みと疲労感の軽減に有効です。
Milnacipran is another serotonin-norepinephrine reuptake inhibitor (SNRI) that has been found to be effective in reducing pain and fatigue in fibromyalgia patients.
3. ガバペンチン / Gabapentin
ガバペンチンは、リリカと同様に神経痛に対して用いられる薬で、神経の過敏状態を抑制します。リリカが効果を発揮しない場合に代替として使用されることがあります。
Gabapentin, like Lyrica, is used for neuropathic pain and works by reducing nerve hypersensitivity. It is often considered an alternative when Lyrica is ineffective.

鍼灸治療の科学的推奨 / Scientific Recommendation for Acupuncture Treatment

繊維筋痛症の治療において、鍼灸治療は有望な補完療法として注目されています。科学的研究では、鍼灸が痛みの感覚を緩和し、筋肉のこわばりや炎症を軽減することが示されています。鍼灸は、神経系に働きかけてエンドルフィンなどの自然な鎮痛物質を放出し、痛みを管理する助けとなります。また、自律神経のバランス調整を通じて、ストレス緩和や睡眠の質向上にも寄与することが確認されています。

In the treatment of fibromyalgia, acupuncture is gaining attention as a promising complementary therapy. Scientific studies have shown that acupuncture can alleviate the sensation of pain and reduce muscle stiffness and inflammation. Acupuncture works by influencing the nervous system to release endorphins, the body’s natural pain-relieving substances, helping to manage pain. Additionally, it has been found to contribute to stress relief and improved sleep quality through the regulation of the autonomic nervous system.

鍼灸は、薬物療法で十分な効果が得られない患者にとって、痛みの緩和と全体的な生活の質を向上させる有力な手段です。また、非侵襲的かつ自然な方法であるため、副作用が少なく、長期的な管理にも適しています。リリカが効果を発揮しない場合、鍼灸を検討することは理にかなった選択肢であり、特に複合的なアプローチが必要とされる繊維筋痛症の治療において有効です。

Acupuncture provides a valuable option for patients who do not achieve sufficient relief from medication, offering significant benefits for pain reduction and overall quality of life. Additionally, it is a non-invasive, natural approach with minimal side effects, making it suitable for long-term management. When Lyrica is ineffective, considering acupuncture is a reasonable option, especially in cases where a multifaceted approach is necessary for treating fibromyalgia.